2006年05月09日
Franz Ferdinand
フランツ・フェルディナンド
フランツ・フェルディナンド(2004)
今回はフランツ・フェルディナンド!フェルディナンド!将軍みたいでいい名前。一人じゃなくて4人組のバンド。CDジャケットがいさぎよく、見るやいなや即買い。マイベストヒット入り!いまだ飽きずに聴いてます。メロディがいい。男っぷりがいい。ナルシストでオジサンっぽいファッションがシブい。曲は、1曲目のjacquelineの静かなところから、ジャガジャカが好き。あと、3曲目 tell her tonaight の妙なハイテンションがたのしい。10曲目come on home の始まりがバタリアンっぽくて好きです。
2001年結成、バンド名は第一次世界大戦勃発の要因“サラエボ事件”で暗殺されたオーストリア皇太子の名前を引用。「名前の響き」と「この事件でその後の世界が変わってしまった史実」をバンド名に。意気込みがいい!なんかしてやろうと思っている感がいい!
2002年5月 グラスゴー芸術大学の展覧会で初ギグを行う
スローガンは「女の子を踊らせる!」こと。ユルイ!
そして女の子を踊らせるのに成功。
2003年9月 英国のインディ・レーベルDominoからリリースされた
シングル「Darts Of Pleasure」がヒット。
レーベルの戦略で極端にエア・プレイ(※1)が制限された
(BBC/Radio Oneでのオン・エアーはたった6回!)
にもかかわらず、英国全土が沸きあがった。
2004年1月 英NME誌は孫の代まで語られるであろう扇動的な見出し
「このバンドが君の人生を変える」
というキャッチとともにフランツを表紙に掲げ、全世界的な
フランツ旋風がここに巻き起こった。
同月リリースのシングル「Take Me Out」がまたまたヒット。
その人気はイギリスからヨーロッパに飛び火し、
“最もクールな4人組”の世界制覇がはじまった。
2月 記念すべきフランツ・フェルディナンドのデビュー・アルバム
『Franz Ferdinand』を発表。インディー・レーベルから
リリースされたにも関わらず、一週間で80000枚を売り上げ
全英ナショナル・チャート初登場3位を記録する。
このことに呼応しUKシーンは瞬時に活力を取り戻し、UKのバンドは彼らに続けとばかり国内/国外で勢いを取り戻し、若者たちはフランツに習えでわれ先にシャツを"タック・イン(=オタクスタイル、アキバスタイル)”し始め、そしてロック/ポップ/ダンスの垣根は取り払われた。イギリスから飛び火してまずはヨーロッパが熱狂、そして遂にアメリカまでもがフランツの虜になった。「近年最も熾烈な入札競争」(米Billboard誌)と言われる契約争奪戦を経て、USエピック・レコーズが巨額にてフランツ獲得に成功。アルバム発売を前に全米ツアーは次々とソールド・アウトに。
6月 日本デビュー。
7月末 早くもフジ・ロック・フェス参加での来日。
前代未聞の「真昼間14時台でのグリーン・ステージ完全満杯!」
11月 即日完売/日本縦断単独公演を成功させる。
2005年3月 アルバムは全米チャートのTOP40にひたすら留まり続け
セールスは100万枚に到達。
そしてUK新人では唯一のグラミー賞でのオープニングを
務めることに。
2005年9月 全世界待望の2ndアルバム
『YOU COULD HAVE IT SO MUCH BETTER』が
日本先行にてリリース
参考:ソニーのフランツホームページ
ユー・クドゥ・ハヴ・ソウ・マッチ・ベター(2005)
2nd YOU COULD HAVE IT SO MUCH BETTERももちろん買いました。あの曲、教室で女の子がモップをギターに踊ってるCMで流れてる「ドゥワッ ドゥワッ」(do you want to)が入ってます。2ndもいい。いいメロディ。テンションあがる。きっと、10年後くらいに聴いてもグッとくるんだろうな感があります。オアシスとか、クーラ・シェイカーなんか今聞いても懐かしいのとかっこいいのでグッとこみ上げますものね。
まだ聞いてない方、元気のないときにでも聴いたらよいですよ。
Fuji Rock Festival 06にも出演予定。
付録:フランツのいい話
「5000万ドルの広告オファーを断る」
フランツ・フェルディナンドが、5,000万ドル(約55億円)の広告オファーを断わったそうだ。これは、バンドの最新アルバム『You Could Have It So Much Better』のセールスの4倍に匹敵する額。しかし、メンバーは後悔していないという。
フロントマンのアレックス・カプラノスは『Scotland On Sunday』にこう話している。「5,000万ドルを使いたいって言われたんだ。アルバム・セールスの4倍ってわけだ。でも、その製品に俺達の身も心も売り渡すことになる。コカ・コーラとかじゃないよ。音楽が関係したものだ。直感的に、“ノー”って言わなきゃいけなかったよ。これ以上アルバムを売りたくないってわけじゃない。ただ正しいこととは思えなかったんだ。もしやったら、俺達の全てを売り渡すことになる。道を誤ることになってた。そう思うことってあるだろ。やらなかったことで、俺達を批判する人もいるだろうけど、後悔してないよ」
お金でない。いいですね。
フランツ・フェルディナンド(2004)
今回はフランツ・フェルディナンド!フェルディナンド!将軍みたいでいい名前。一人じゃなくて4人組のバンド。CDジャケットがいさぎよく、見るやいなや即買い。マイベストヒット入り!いまだ飽きずに聴いてます。メロディがいい。男っぷりがいい。ナルシストでオジサンっぽいファッションがシブい。曲は、1曲目のjacquelineの静かなところから、ジャガジャカが好き。あと、3曲目 tell her tonaight の妙なハイテンションがたのしい。10曲目come on home の始まりがバタリアンっぽくて好きです。
2001年結成、バンド名は第一次世界大戦勃発の要因“サラエボ事件”で暗殺されたオーストリア皇太子の名前を引用。「名前の響き」と「この事件でその後の世界が変わってしまった史実」をバンド名に。意気込みがいい!なんかしてやろうと思っている感がいい!
2002年5月 グラスゴー芸術大学の展覧会で初ギグを行う
スローガンは「女の子を踊らせる!」こと。ユルイ!
そして女の子を踊らせるのに成功。
2003年9月 英国のインディ・レーベルDominoからリリースされた
シングル「Darts Of Pleasure」がヒット。
レーベルの戦略で極端にエア・プレイ(※1)が制限された
(BBC/Radio Oneでのオン・エアーはたった6回!)
にもかかわらず、英国全土が沸きあがった。
2004年1月 英NME誌は孫の代まで語られるであろう扇動的な見出し
「このバンドが君の人生を変える」
というキャッチとともにフランツを表紙に掲げ、全世界的な
フランツ旋風がここに巻き起こった。
同月リリースのシングル「Take Me Out」がまたまたヒット。
その人気はイギリスからヨーロッパに飛び火し、
“最もクールな4人組”の世界制覇がはじまった。
2月 記念すべきフランツ・フェルディナンドのデビュー・アルバム
『Franz Ferdinand』を発表。インディー・レーベルから
リリースされたにも関わらず、一週間で80000枚を売り上げ
全英ナショナル・チャート初登場3位を記録する。
このことに呼応しUKシーンは瞬時に活力を取り戻し、UKのバンドは彼らに続けとばかり国内/国外で勢いを取り戻し、若者たちはフランツに習えでわれ先にシャツを"タック・イン(=オタクスタイル、アキバスタイル)”し始め、そしてロック/ポップ/ダンスの垣根は取り払われた。イギリスから飛び火してまずはヨーロッパが熱狂、そして遂にアメリカまでもがフランツの虜になった。「近年最も熾烈な入札競争」(米Billboard誌)と言われる契約争奪戦を経て、USエピック・レコーズが巨額にてフランツ獲得に成功。アルバム発売を前に全米ツアーは次々とソールド・アウトに。
6月 日本デビュー。
7月末 早くもフジ・ロック・フェス参加での来日。
前代未聞の「真昼間14時台でのグリーン・ステージ完全満杯!」
11月 即日完売/日本縦断単独公演を成功させる。
2005年3月 アルバムは全米チャートのTOP40にひたすら留まり続け
セールスは100万枚に到達。
そしてUK新人では唯一のグラミー賞でのオープニングを
務めることに。
2005年9月 全世界待望の2ndアルバム
『YOU COULD HAVE IT SO MUCH BETTER』が
日本先行にてリリース
参考:ソニーのフランツホームページ
ユー・クドゥ・ハヴ・ソウ・マッチ・ベター(2005)
2nd YOU COULD HAVE IT SO MUCH BETTERももちろん買いました。あの曲、教室で女の子がモップをギターに踊ってるCMで流れてる「ドゥワッ ドゥワッ」(do you want to)が入ってます。2ndもいい。いいメロディ。テンションあがる。きっと、10年後くらいに聴いてもグッとくるんだろうな感があります。オアシスとか、クーラ・シェイカーなんか今聞いても懐かしいのとかっこいいのでグッとこみ上げますものね。
まだ聞いてない方、元気のないときにでも聴いたらよいですよ。
Fuji Rock Festival 06にも出演予定。
付録:フランツのいい話
「5000万ドルの広告オファーを断る」
フランツ・フェルディナンドが、5,000万ドル(約55億円)の広告オファーを断わったそうだ。これは、バンドの最新アルバム『You Could Have It So Much Better』のセールスの4倍に匹敵する額。しかし、メンバーは後悔していないという。
フロントマンのアレックス・カプラノスは『Scotland On Sunday』にこう話している。「5,000万ドルを使いたいって言われたんだ。アルバム・セールスの4倍ってわけだ。でも、その製品に俺達の身も心も売り渡すことになる。コカ・コーラとかじゃないよ。音楽が関係したものだ。直感的に、“ノー”って言わなきゃいけなかったよ。これ以上アルバムを売りたくないってわけじゃない。ただ正しいこととは思えなかったんだ。もしやったら、俺達の全てを売り渡すことになる。道を誤ることになってた。そう思うことってあるだろ。やらなかったことで、俺達を批判する人もいるだろうけど、後悔してないよ」
お金でない。いいですね。
Posted by 永卯称瓶 at 23:55│Comments(2)
│music/イギリス
この記事へのコメント
最高だよ。俺も聞いております。
すでに購入済みさ
すでに購入済みさ
Posted by なべきち at 2006年05月10日 08:24
はじめまして、トラックバックどうもでした。
仙台ブログもたちあがったんですねぇ!
また遊びにきます♪
仙台ブログもたちあがったんですねぇ!
また遊びにきます♪
Posted by charlie at 2006年05月10日 11:23