2007年02月19日

(5)私語辞典 柳美里(1996)


たとえば、ひとつ

「もうそう【妄想】
 誇大な妄想をいだくひとは
 病院か刑務所に入るか、
 歴史に名を残す。
 恋と犯罪と政治に起きがち。」


こんなのが、あ行からならぶ。

ひとつひとつのことばに柳さんの意味が付く
真相を突いた短い意味

また、その言葉にまつわるエピソードが付く

読みやすい。

このたび、はじめて柳美里の書いた本をよんだ。ずっと、「やなぎ みさと」だとおもってた。
この人はどろどろした人だ。さっぱりしたひとだ。女の人だ。エグイ女。

ちょっと、落ちるけど、思わずほくそえむ

「り【利・離】
 金の切れ目が縁の切れ目。
 離は利から生まれ、利は離を生む。
 これ即ち利子という。」


柳さんのあっさりと語る悲惨な過去とともに。


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